4月2013

本日のお客様、裾の擦り切れについて

お昼過ぎに、浴衣を3枚お仕立てさせていただいたT様がいらっしゃる。
「裾がよく擦り切れてしまうので何とかしたい。」
というご要望があったため、腰揚げを付けることをお勧めしました。

単衣の場合、裾が擦り切れると内揚げを降ろすという大掛かりなお直しになってしまうので、それも簡易化したい。
お稽古で使う浴衣の為、擦り切れる度にそんなこともしていられないという事も加味しました。
普通、腰揚げは子供物などでつけるのですが、表側につけるのではなく裏に付けることに。
裏側に付けることによって、見た目的にも変わりませんし、裾が擦り切れたら腰揚げを出して裾を直すだけで済みます。
ご自身でお直しできると良いのですが、どうしても出来なければ持ってきてください。とお伝えしました(笑)

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その後、ご夫婦でお仕立物をご依頼のお客様がいらっしゃる。
ご主人の夏物のご依頼と伺っておりましたが、奥様のお着物の方が多かったです(笑)
女性はお着物を頂く機会も多いですから。

これからお二人でお着物をお召しになっていきたいという事でしたので、少しでもお手伝いできればうれしく思います。

風邪をひきまして

久しぶりに風邪をひきました。
うつした相手は紛れもなく相方です。
「寝るときはマスクして寝て!」と言ってたのですが、寝ている途中マスクを外してしまっているのです。
私がマスクをしていればよかったのです。失敗・・・
最初、熱が3日ほど続きそのあとは微熱と頭痛。今も頭痛はありますがこの頭痛が曲者で割と堪えます。

あまり食欲も無いので、今日は相方一人で近くのお寿司屋さんへ行ったところ、そこの店主も風邪をひいていてやはり頭痛が長引いたという。
皆様もお体ご留意ください。

本日のお客様

お着物でいらして下さった、K様。
身幅直しとしみ抜きをさせていただいた白大島の単衣をお渡しする。
「きれいになってうれしいです。これからどんどんきますね!」とおっしゃって下さいました。
夏に向けての新しいご依頼のお着物も何点かお預かりさせていただく。

この後は、保育園に息子さんを迎えに行くとおっしゃっておりました。
着物でお迎えのお母さん。かっこいいですね。

着物を染め替える

本日、午後よりお客様。
ご指定のお時間が過ぎたところでお電話がかかってきました。
なんと!新百合ヶ丘まで快速急行に乗って行ってしまったという。
私もまだ小田急線に慣れてはおりませんが、快速急行だけは未だに乗る機会がないです。

約1時間遅れでいらっしゃる(笑)
江東区時代もいらして頂いたことがありますが、お会いするのは2度目。
お仕立ても沢山ご依頼を頂いております。

今回は出来上がったお仕立物のお渡しと、染め替えをご希望のお着物をお持ちいただいた。
色を考えるところから、お好み、用途、季節など考えて、今回は薄い玉子色に決定。
今回は脱色が必要ですが、脱色は何回も行うと生地が痩せてしまうので、最初は薄い色に染めてそれ以降は濃いお色に染められたら良いと思います。

染め替えに必要な工程として。
まず、洗張。
必要であれば脱色。
しみがあればしみ抜き。
綺麗な反物の状態に戻してやっと染めることができるのです。

違ったお色になると、新しいお着物が増えたようでうれしくなりますよね。
秋のお茶会でお召しになりたいという事でしたので、出来上がりまでが待ち遠しいと思いますが、“楽しみに待つ”という思いがお誂えの醍醐味なのではないでしょうか。

雨コートのご相談

引っ越してからは初めてあくあ屋さんがいらして下さった。
以前お仕立てした、染め直しをしたマリンブルーのお着物とご自身で刺繍されたイルカの名古屋帯を締めて。

あくあ屋さんの名前の通り、海が大好きで時間が空くとフラッとカリブ海へ潜りに行ってしまったりする。
ブルー系のお着物が多いのもLOVE OCEANの現われ。
昔はロッキー山脈でスキーガイドもしていたという、とてもバイタリティ溢れるあくあ屋さんなのです。

まずは近所のイタリアンでランチ。
今日お召しになっているお着物と帯を褒められ昨日は結構お酒を飲んでしまったらしい。
そのせいか、さっぱり系の空豆と海老のペペロンチーノを注文。
私も同じものを注文。
前菜と共に、とても美味しくいただきました。

さて、自宅に戻り本題のお直しのお話。
「肩の肉が落ちてしまったのか、雨コートが引きずってしまう。」というご相談。
実際に羽織っていただくとやはり長い。
マチ針で仮止めをすると後は8分、前は5分ほど短くした方がよさそう。
お話を伺っていると、肩の肉が落ちたというほかにも帯枕を変えたのだという。
枕の高さも着丈に影響していると思われる。

結局、あくあ屋さんは飾り結びもなさるので、飾り結び用の雨コートを次回お仕立てし、今回のコートはお太鼓用のコートになさるという事になりました。

対丈のコートは生地によって着丈が変わってきます。
お客様のコートを実際に測らせていただくと、着丈が1寸違うものがあってもどれもちょうど良いという物もあるのです。
やはり仮縫いの重要性を再確認。
お客様にとってはお着物をお召しになって来ていただかなくてはならないというお手間をとらせてしまうのですが、これが1番の近道です。

最後になりましたが,あくあ屋さんからお花を頂きました。
お花のプレゼントはいつ頂いてもうれしいものです。
また、楽しいお話しましょうね。

世間は狭いです

花粉が治まってきたので、ほぼ1か月半ぶりに洗濯物を外に干す。
相方は花粉症ではないものの、洗濯物は部屋干しにしていたので申し訳ないと思っていた。
やはりお日様の下で干した方が気持ち良い。

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そして久々に外を歩いてのお買いもの。
大げさと思われるかもしれませんが、日ごろのお買い物もこの期間だけは出かけたついでにするか、ネットスーパーで済ませていた。
出来るだけ外に出ないことを心がけておりました。
1番気持ちの良い季節に外に出かけられないなんて本当に残念なことだと思っています。

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本日は久しぶりにお会いするM様。
江東区時代のお客様です。
伝票を見ると平成19年とあるので6年前にいらして頂いていたお客様です。

M様は今は山梨と東京の暮らしをなさっているという事でした。
以前は町田にお住まいでしたが、東京では豪徳寺にいらっしゃるというのでわりとご近所。
お着物と襦袢のお直しと、ご自身で染めた糸から織った紬を仕立ててほしいというご依頼。
そういえば、同じご依頼のお客様がいらしたのを思い出し、その方のお話をしたらなんとお知り合いではありませんか!
世の中狭いものです。
自分で染めて織ったお着物をお召しになるなんて素敵ですね。
時間があれば私もやりたいです!

スギ花粉 あれこれ

何となく、スギ花粉も落ち着いてきたように思います。
先日の整体で言われ、他の所でもたまに聞く『歳と共に抗体ができる』と言うもの。

アレルギーは抗体が出来るのだろうか・・・
以前テレビで見たことがあるアレルギーの克服方法は、そのアレルギーの元となる食材を少しずつ(本当に微妙な加減でした)食べて体を慣らしてくというもの。
これも、抗体を作るという事なのだろうか・・・

他にも、スギ花粉の成分が入ったお米を開発中でそれを1年通して食べ続けるという治療法もあるらしい。

来年は舌下療法が保険適用になりそうだというニュースを聞いたので、藁にもすがる思いでやってみようか。