旅行記

夏休み 京都市内~京丹後市

朝食を千總ビル1Fにある伊右衛門サロン京都にて頂く。東京でこんな雰囲気で朝食を食べられる所は無いと思う。(観光客向けだと思いますが・・・)

ホテルをチェックアウト後、京都の日本海側、京丹後市へ!京丹後市の網野町と言う所に東京を離れ第2の人生を歩き始めたご夫婦の家に2泊させてもらう予定。蟹で有名な間人(たいざ)の近くです。
“間人”普通に読むと“まひと”ですが、なぜ“たいざ”と読ませるかは聖徳太子の母君である“間人皇女(はしひとのひめみこ)”の話になってくる。あー、漫画“日出処の天子”にでてきたなぁ。漫画だと登場人物が覚えられるから不思議。
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同じ京都府内だというのに、ゆうに3時間はかかるというインフォメーションを既にゲット。まぁ、気楽な旅なのでのんびり行こう。

京都縦貫道というその名の通り京都を縦に貫通している道路を北へ北へ。京都市内の賑やかさから打って変って、緑の風景に変わる。

走る事2時間程で日本海側の宮津に到着。ここで昼食をとり、今度は更に西へ下るだけだと思っていたが、途中、カーナビが示した道は鬱蒼としたもの凄い山道。カーナビが示すこの道のうねり方、尋常ではない。本当にこの道であっているのか!?と自問自答しながらもすすむしかない!ヘアピンカーブの連続で対向車が来たら絶対にすれ違えない!!もう笑うしかない!!!因みに対向車は2台しか来なかったけど・・・そして通行人1人。後々聞いたら、地元民でもよく知らない林道らしく、その道が1番のショートカットと言う事でナビが案内したらしい。
面白かったけど(笑)

そんな山道を征服し、3時頃に到着。久々に猫の“リュウちゃん”にもご対面。リュウちゃん、ちょっとお歳をお召しになりましたね。

海岸線をご主人の解説付きで、てくてくお散歩。
日本海は夏場は穏やかな凪の海なのだが、12月~2月にかけて“これぞ日本海!”と言わんばかりにとても荒れるそう。この辺りは海藻が美味しいそうで、トコロテンの天草、ワカメ、モズクは沖縄産の太い物とは違いとてもきめ細く櫛の様な器具を使って採るそうです。聞いてるだけで美味しそう・・・。
海岸線を歩く事15分、日本子午線の最北端へ到着。モニュメントのデジタル時計はおもいっきり壊れていたけれど。ここを南へ辿っていけば明石となるわけです。そのモニュメントの先の浜は、静御前の生誕の磯という所だそう。間人皇女といいなんだか歴史感あふれる所だな~。

さて、お楽しみの夕食は、近くの猟師さんが仕留めた、なんとイノシシ肉!初めて食べましたがクセもなくて、脂っこくもなくとても美味しい!次の日に胃もたれもせず胃も快調!イノシシが食べている物の質が良く、猟師さんの腕も良いのだろう。魚もそうだと思うけれど、絞め方とさばき方で味は格段に変わる物だと思う。生き物を頂く時は美味しく食べてあげるのが1番の供養になると思うし人間の役目だと思う。

そして自家製の野菜!美味しい~!
野菜を育てるのは本当に大変らしく、無農薬とうたっている野菜を育てるのは並大抵では出来ないと言っておりました。農家さんに感謝せねば。

Tさん、こっちにきても料理上手だね~。2日目も大満足して床に就きます。