本日のお客様

本日のお客様 (浴衣のお直し)

浴衣のお直しで、横浜からいらしていただきましたO様。
ご主人とご一緒にいらしてくださいました。

私も砧に住み始めて2年ほどなので、まだそれほど土地勘があるわけではないのですが、横浜から拙宅までのルートとして二子玉川からのバスをおすすめする。
二子玉川からは住宅街を通ってくるので、かわいいミニバスが運行。
世田谷区は『よくこんなところをバスが走っているな。』と思う様な所まで走っています。
祖師ヶ谷大蔵の駅前商店街もその一つ。よくバスが通れるものだと感心さえしてしまいます。
車を運転しない私にとって、世田谷区の移動はバスを知り尽くす事が快適移動の近道なのです。

さて、本題の浴衣のお直しです。
「大きいままずっと着ていました。」
という浴衣をまずは羽織っていただくと、裄、身幅共に大きい。
“サイズが合わなくても着れる”というところは、着物の長所でもあり短所でもあると言えます。
特に、裄が大きいと上半身が大きく見えとてもアンバランスな印象を受けます。
そういう事もあり、私は長めの裄はお勧めしないのです。
今回は裄と身幅をお直しさせていただく事になりました。

こちらの浴衣は今夏はお召しにならないという事でしたので9月納期となりましたが、来年は着心地の変わった浴衣を楽しんでほしいと思います。