日常生活

またたびのザル

「柳さん、またたびのザルありますよ!」
と、電話をくれたS様。
私たちにとっては幻のザルだった、またたびのザルが突然やってきました。
以前、カゴ好きのS様になんとなくお話したら見つけてくださったのです。
この螺旋状に編まれた形状が、蕎麦の水けを素早くきってくれるというもの。
まさに蕎麦の為に作られたザルなのです。

これで金属製の水切り籠で蕎麦を食べる日々は終わりました(涙)
S様ありがとうございます!

女子サッカーW杯 閉会

「強いチームと戦って善戦したいのではなく、勝つことを目標にしているのです。」

とオーストラリアの監督は言っておりましたが、その通りだと思います。
もちろん、そこに行くまでの過程などはとても大切ですが最終的な目標は勝利しかありません。
アメリカはその勝利に向かうプロセスがとても明確で、今回の勝利は取るべくして取った優勝なのだと感じました。

それにしても日本チームの男子と女子ではなぜこんなに待遇の差があるのでしょうか・・・
恵まれている人(達)ほど、頑張らなくてはいけないと思いますが、どうでしょう。
海外遠征の時に一方はチャーター機を飛ばし、一方はこの間までエコノミークラスだったそうです。

なんにせよ、女子チームの方々、本当にお疲れ様でした!
我が家では男子の試合よりも女子の方が見ごたえがあると評判ですし、これからもずっと応援していきます。

上野不忍池

上野不忍池。
何十年か前にこの池を埋め立てて地下駐車場にという計画がありましたが、野鳥の生息地であることや景観を損ねるという事でこの計画はなくなりました。
もしかしたら、今こうやってこの姿は望めなかったのかもしれません。
周りにビルやマンションが立ち並んでも、この風景は何百年も前からここにあるという事を忘れてはいけないと思います。

もう少しすると蓮の花が満開になり、淡いピンク色の花々が私たちの目を楽しませてくれるでしょう。
駐車場にならなくて本当に良かったと思います。

困ったこと

絹糸を購入できる手芸用品店が激減している。
手芸用品店といっても絹糸が置いてある店舗は更に少ない。
絹糸があったとしても色揃えがものすごく限られていたりするので、糸を購入する時は新宿のオカダヤまでお出かけになってしまいます。

そういう訳で今日も1色の為に新宿まで出かけてきました。
糸を購入後、小田急デパートの伊東屋と、同じフロアにある本屋さんに立ち寄る。
本屋さんはStory Storyという、本、雑貨、カフェの複合型施設に昨年からリニューアルしていたのは知っていたのですが、立ち寄るのは今日が初めて。
もう少し時間があればゆっくりと回りたかったのですが、後ろ髪をひかれつつ家路につく。
祖師ヶ谷大蔵について更に夕飯のお買い物と、糸1色がおよそ4時間のお出かけに・・・
糸を買うだけでも計画性がかなり必要だと痛感した1日となりました。

再会に!

何年振りかに小学校時代の友人に会いました。
私の回りでは一番古い友人です。どのくらい昔からのお付き合いかというと年齢が一桁の時代からのお付き合い。
会うのは、3年振りくらいでしょうか・・・
久々の再会をなみなみのスプマンテで乾杯しました。

風蘭咲きました♪

指の先ほどの小さな花が咲きました。
大輪の花よりも、控えめに咲く小さい花に魅かれます。

ハワイとアフリカ

同じ日に違うお客様から頂いたのは、偶然にもコーヒー。

ガラス瓶に入っている方がハワイのコナコーヒー。
お客様のご主人の妹さん夫婦がハワイでコーヒーの栽培をしているのだそう。
と言ってもコーヒーの栽培が目的でハワイにいるのではなく、購入した家にコーヒー農園がついていたのだという(笑)
コーヒーの収穫時期になると収穫に駆り出されそうになったなど、面白い話もおうかがいできました。
コーヒーの実はどんどん熟して(色が変わっていく)ので収穫は時間勝負なのだそうです。
コナベルトと呼ばれる地域で収穫されたコーヒー以外はコナコーヒーとは呼べないらしく、これもきっと貴重なのでしょうね。
ハワイを思い浮かべながら美味しくいただいております。
ハワイに行ったことはありませんが・・・(笑)

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ビニール詰めの物がアフリカコーヒー。
ビニールのパッケージといい、コーヒーが入っていたグリーンとオレンジの袋もアフリカらしいです。
カメルーンにお仕事で行かれていたお客様が、(とりあえず)日本に戻り、お土産としていただきました。
アフリカの女性はとてもおしゃれだというお話や、アフリカでも茶道をしたというお話などとても楽しく聞かせていただきました。

アフリカというと空気がきれいで・・・と勝手に思っていましたが、ディーゼル車が走る様な都心部はとても空気が悪いのだそうです。
他にも色々ご苦労はあったのだと思います。
「ちょっと湯治に行ってきます。」と今度は北陸から東北へと旅立っていかれました。
この方の前世はきっとジプシーだなと勝手に思うのでありました。

5月の金平糖

お客様から頂いた金平糖。
デザインはその月のイメージで毎月変わるらしいのですが、お客様が5月生まれだそうでおすそ分けでいただいてしまいました。
梱包を開ける時も『ひっくり返さないで~!』と言われてしまいました。
崩れなくてよかった。

砧の桜

今年のスギ花粉は例年より多いという予報が出ておりましたが、私としてはそれほどでもなく外出もしております。
もちろん症状が出ていない訳ではありませんので、鼻がつまって寝苦しい、くしゃみ鼻水が止まらないなどは、ごくごく普通の症状として出ています。

そんな中、近所にある砧公園へ相方と桜の花を観に行ってきました。
桜の時期は花粉まっただ中という事もあり、どうしても外出を控えてしまいがちです。
今年は世田谷に引っ越して3年目、初めて砧公園の桜を観ることができました。

午前9時頃に家を出て世田谷通りの桜も見つつ、砧公園へ向かう。
まだ、到着したころは人もまばらでしたが、時間が経つにつれ人も徐々に増えてきます。
幼稚園や保育園などの園児が多く、小さな子供が桜の下を駆け回る姿を見るのは心温まる光景です。
上野恩賜公園の様に思いっきり宴会という方々はおりませんので、心穏やかにお花見ができるのが嬉しいです。

金継ぎ

金継ぎという加工を知ったのはいつだったのか思い出せませんが、こんなに素晴らしい修復作業があるという事に驚いたのを覚えています。
それを知る前に割ってしまった食器は、当然の如く廃材と化してしまっていましたが、金継ぎをする事で新しく生まれ変わったかのような輝きさえ携えています。
私にとって初めての金継ぎは本漆を使うものではなく、初心者用の入門編です。

金継ぎするから怖くない!
ではなくて、本来は割らない様に気を付ける事の方が大事なのでしょう。
実際に我が家では殆ど食器を割る事はなく画像のマグカップは独身時代に愛用していた物です。
ほんの少しチップしていただけですが、ちょうど口に当たるところでしたので、この何年間かは棚の奥深くに埋もれておりました。
新しい命を吹き込まれたカップをまた愛用していきたいと思っております。