美術館・展示会など

近所巡り

清澄白河のババグーリへ“藍染展”を見に行く。
中国やラオスの藍を堪能。やはり木綿の藍は良いですね。
残念ながら購入品は無し。

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ババグーリの目の前にある深川図書館へ。
以前から趣のある立派な建物だと思っていたのですが、入館するのは今日が初めて。
階段のステンドグラスが美しいです。

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近所の洋裁店へ糸を買いに行く。
町場の洋裁店にしてはかなり充実。こういうお店が無くなったら困るのでせっせと買いに行ってます。

ババグーリから『藍展』のお知らせが届きました

インパクト絶大のDM。ポストから取り出した瞬間、『行くしかない!』と思わせる。

【本文より】
藍に染まった藍の手は、藍を染めた手。
皺のなかも、爪にもすべてに藍が染み込んで、
その手で染めた藍の布には、
人々の藍への思いまで沁み込んでいるかのよう。

2011年9月15日(木)~19日(月) ババグーリ本店にて開催
ババグーリ Webサイト

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本日9月9日は“重陽の節句”です。
3月3日は桃の節句、9月9日は菊の節句ですが、かなりマイナーですね・・・

【重陽の節句とは】
陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである
※wikipediaより引用 

そして12日は十五夜。季節はもう秋なんですよね。
今日のお月さまも綺麗でした。

お蕎麦と浮世絵と

友人と、原宿クエストビル内にオープンした鎌倉松原庵 欅でお食事。
原宿にいるとは思えないほどゆったりと過ごせる気持ちの良いお店。カウンターで表参道の並木を見ながらお蕎麦を頂きました。
ランチでしたが、日本酒と頂くお蕎麦は格別。日本酒は最近お気に入りの“伯楽星”

お食事後、太田美術館で開催中の歌川国芳展へ。

“破天荒の浮世絵師”とサブタイトルがついてますが、とってもユーモアセンスのある浮世絵師なのでしょう。型にとらわれない考え方ってなかなか出来ないものですよね。無類の猫好きだった国芳ですが、猫以外の動物も本当に愛らしく描かれています。本当に好きなんだろうなぁと思わせる描写。
クジラやドクロの絵が有名ですが、私は金魚づくし 酒のざしきが大のお気に入りです。

池田重子コレクション 日本のおしゃれ展

多くを語る必要はないですが、この世界の草分け、池田重子さん。楽しく見させていただきました。
それにしても昔の着物は小さくて、裄も短くてさぞや仕立やすかった事でしょう(笑)

日本のおしゃれ展←銀座 松屋にて1月17日まで開催中

世界の更紗展

展示会はいつも駆け込みです。
「もう少しやってたよねぇ~。」と思っているといつの間にか終了間近。今日も駆け込みで行ってまいりました。

更紗展という事で、インド、インドネシア、ヨーロッパ、アフリカ、ロシア、中国、日本の更紗が展示されておりました。
コートの裏地に使われていたり、儀式用であったり、掛布であったり、子供服であったり、国によって用途は様々ですがこれだけ多くの国に広まったのはこの布(技法)の力である事は間違いないでしょう。
今、私たちがこうして目にしている物が奇跡的な布もあると思います。
江戸時代、日本に渡ってきた更紗のハギレでさえも小物に使ったりしています。珍しさもあったのだとは思いますが、捨てられない気持ちは分かります。昔の日本人の精神は見習うべき所が沢山ありますね。

「おんな」は強い!

戦後から現代に至るまで、日本のたくましい女性の写真展です。
不良少女であったり、働く女性であったり、花嫁姿であったり、更にはストリッパーや、帰省の列車に窓から乗り込む女性など、全てがその時代を象徴している写真ばかりでした。
そして見終わった後は、自分も少したくましくなった気がしました。

「おんな」−立ち止まらない女性たち−
8月29日まで東京都写真美術館にて開催中。あと2日ですがお勧めです。