お気に入り

美味しいレストラン・色々

夜は相方と久々に外食。
今日は洋食な気分だったので、あれこれ考えた末に成城学園から徒歩1~2分の所にある、イタリアンとスパニッシュの融合したSet Lipへ。
以前から気になっていたお店で、入口からはカウンター席しか見えないのでお店の規模が分からなかったのですが、入ってみると奥にテーブル席となんと外に面したテラス席まである。
私たちは禁煙席の2階へ案内される。
注文するものはいつも似たりよったりで、イワシの酢漬け、生ハム、アヒージョ(今日は牡蠣が無いそうで、海老を注文)、バーニャカウダ。
スペインバルや、オステリアの様な気取らないいわゆる食堂と言われるところが大好きなので、このお店もまた再来店の予感がします。

その後、近くのワインバー、Stonewell(ストンウェル)へ。
このお店も実は以前から気になっていたお店。
ワインセラーも充実していて、どちらかというと角内ち(かくうち)の様なお店である。
今日は2件目だったので、軽くおつまみを注文し、白ワインをいただく。
おつまみにもこだわっていて、どれも美味しそう。
見ればサルメリア69の生ハム、プレジールのパンなどこの辺りでの有名店の食材を使っていた。
今度はもう少しお腹を空かせて来ようと思う。

美味しい食事とお酒にありつけて、二人ともすっかりいい気分。
成城学園から自宅まで徒歩20分ほどの道のりを、足取りも軽く帰ったのは言うまでもありません。

美味しい天ぷらランチ

お客様のT様と、祖師ヶ谷大蔵に新しくできた天ぷら屋“栗天”さん(Webサイトもかわいい)にランチを食べに行ってきました。

T様は栗天さんのご主人のお父様が経営されている居酒屋さんによく行ってらっしゃるそうで、息子さんの方は青山で天ぷらの修行を積み、今年3月に祖師ヶ谷大蔵で開業されたそうです。
もちろん、こちらのご主人ともお知り合い。

L字型のカウンターの1番端に座り、その席からはちょうど揚げている手元が見える。
職人さんの手仕事が見えるのはうれしい限り。
早速、二人で天ぷらごはんを注文。
キス、海老、椎茸、茄子、玉ねぎ、稚鮎、ホタテ、ピーマン、アナゴ、かき揚げ(順不同)
サービスでさつまいもを出して下さった。

こちらの天ぷらは関西風なのだそう。
天ぷらに関西風があるというのを初めて知ったのですが、衣が薄くサクッとしていて美味しい。
東京風と意識した事は今まで無かったのですが、衣が多くタレ(つゆ)も少々甘い気がします。
今まで天ぷらをあまり食さなかったのは、東京風(といわれる物があるのならば)が私の好みではなかったのかもしれません。

T様とは着物お話、落語のお話、三味線のお話などつきません。
“日本芸能を習うという事=着物は切り離せない”というお話はとても興味深く拝聴。
それぞれが独立しているわけではなく、共にあって成り立っているのです。

T様、楽しいお話と美味しいお店をご紹介くださってありがとうございます。
栗天さんはお気に入りのお店になりそうです。

本日のお客様

目黒区T様に、昨年からお預かりしている小千谷縮をお渡しする。
皆様『急ぎませんので。』とおっしゃって下さるので、本当にありがたく思っております。

今日はT様と2歳になるお嬢様のIちゃんといらして下さいまいた。
Iちゃんは前に来た時よりも、少し大きくなっておしゃべりに。

話の途中、T様に『3秒のカットを繋げてショートムービーが作れるアプリがあるんです。』とお聞きする。
そこでIちゃんのちょっとした作品を見せてもらいました。
今日、家に来るまでの傘をさして歩いている姿、家に着いてお菓子を食べている姿などなど。
3秒ほどのカットを繋いだだけで、本当にCMの様な出来栄えになるのです。
多分こういうアプリ→ROADMOVIES

そういえば、久留米絣でIちゃんの浴衣を作りたいとおっしゃっておりましたので、先日も当HPでもご紹介したkurume kasuri textileをお教えする。
1反購入してしまうと残布がかなり出てしまいます。こちらの方ではメーター売りにも対応しているので良いのではないでしょうか。
そしてT様からはgiという、久留米絣のHPをご紹介していただく。
なんでもお知り合いだそうです。

浴衣が出来上がったら是非見せて下さいね!

久留米絣

本日は、同じ町内からいらして下さったご近所様です。

お母様から頂いた、久留米絣の反物を何かにできないかというご依頼。
久留米絣は主に藍染めの綿織物で、普段着用のお着物です。
ご主人の甚平、娘さんのお着物なども検討されましたが、どちらも裄が取れないという事で、最終的にはご本人の浴衣に落ち着きました。
昔の反物は巾もさることながら、丈(長さ)も短いのです。
それほどに、日本人の体形は変わってしまった事が分かります。
今回は水通しの縮みを考慮して、身長が155㎝のご本人のお着物になりました。
とても着心地の良いお着物になると思います。
藍染めの生地は私個人的に大好きな布です。

久留米絣の素敵なサイトを発見しました。→kurume kasuri textile

久々の東東京

午前、銀座の美容院へ。
花粉症の間、全く行かなかったのでかなり髪が伸びてしまった。
いつもお願いしている美容師さんのお店が変わったので、頑張っての意味も込めて甘いものを差し入れする。
また、気持ちを新たに頑張って欲しいと思う。

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その後、神田へ。
昨年出産し、まだ写真でしかお目にかかっていなかった赤ちゃんを見に行く。
私の都合でかなり日にち変更を重ねてしまってので申し訳なかった。

まずは、馬喰町で待ち合わせランチをする。
森下に住んでいたころから気になっていた馬喰町のフクモリで山形牛のハンバーグを食す。
この辺りはセントラルイーストトウキョウと言って、古い建物をリノベーションし、新しいショップが立ち並ぶエリアなのです。
森下に居た頃は『いつでも行けるから』と思って、逆に足が向かなかった気がします。

ランチの後、赤ちゃんを保育園に迎えに行く。
まだ、生後6か月というのに体重9.5キロ!大きい!!
話には聞いていたのですが、抱っこするとずっしりくる。
高い高いも重労働でしたが、高い高いをするとなんともかわいい笑顔になるので力のある限り頑張ってみました。
明日、筋肉痛になってたりして(笑)

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19時ごろに友人宅を後にする。
都営新宿線での車中、電車に乗ると疲れが出たのか、熟睡してしまう。
そして目覚めたところは幡ヶ谷駅。
新宿で乗り換えようと思っていたのですが、この際、明大前経由で帰ってみることに。
明大前もかなり久々に(20年ぶり位)足を踏み入れましたがきれいな駅に変貌していてびっくり。

新しくなった下北沢駅も気になるし、と思ったものの下北沢はこれと言って特筆すべきこともなかった。(というかまだ工事中の様な・・・)
混雑具合もあまり改善されていないと思われる。
物理的な理由もあるのだろうけれど、乗降人数と駅の規模が合っていない気がします。
地下化になって開かずの踏切が無くなったことだけでも喜ばしいのでしょうけれど。

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家につくとホッとするけれど、今日行った馬喰町や住んでいた森下辺りが自分のホームグラウンドな気がします。
自分のベースにあるものは、やはり下町の感覚が近いのだと再認識させられました。

気持ちを物に託す

昨年、赤ちゃんを産んだ友人にプレゼントを贈りました。
プレゼントに限らず、贈り物、人に差し上げるものはとても悩みます。
『なんでもいいからあげてしまえ!』は絶対にしたくない。

赤ちゃんが生まれたのは昨年の11月下旬。
もうすでに沢山の頂き物をしているであろうし、『出来れば思い出になって長く使えるものがいいな。』と漠然としたイメージのみだけ持ってはおりました。
それからずっと事あるごとに探してはいたのですが、なかなかピンとくるものがなかった。

先日、東京ミッドタウンのTHE COVER NIPPONでやっと見つけました。
思い出にもなって長く使えるものが!

このショップは日本各地から選りすぐりのMADE IN JAPANの品々を紹介しています。
乃木坂の整体に行く度に足を運んではいるのですが、今回購入した物は1月末までの企画展の物で、見つけたのはぎりぎりの1月30日でした。

2月に入り、手紙と共に友人宅へ送る。
先日、お礼のメールが届きましたが、もの凄く喜んでくれました。(私的感想ですが、本当に喜んでいたと思う。)

ちなみに私が贈ったものは金額的には全く高くありません。
本当に喜ばれるものは金額では決してあらわせないもの。
贈り物は自分の気持ちを物に託すという事。
それが伝わった時、相手が本当に喜んでくれるのだと思います。
何より、相手に喜んでもらうとあげた本人までうれしくなるものです。

建築家繋がりで、安藤忠雄氏のお話

前回の建築家繋がりというわけではないのですが。
先日、紀伊国屋ホールにて行われた
@Kinokuniya 安藤忠雄 講演会「夢をかけて走れ」、を拝聴して来ました。

以前から安藤氏の講演を聞いてみたいと思っておりましたが、1月初めころにネット検索をしていたら偶然にも東京で、しかもすぐに行われるというから、早速電話予約→チケットを即ゲット!

前から3列目という良席で、私は聞く気満々といったところ。
安藤氏のお話は、仕事に対する思い、今の日本人に欠けているもの、今の若者に思う事などを大阪人らしい絶妙な笑いと共に2時間があっという間に過ぎてしまいました。

仕事への取り組み方ははもちろんですが、ユーモアのセンスが素晴らしい。
サントリーの佐治会長とのお話やアサヒビールの故・樋口氏とのお話など、聞いているだけで面白い。
大体、こういう方々は普通に無理を言ってくる。
それをいなしていけるだけの力量があるからできるの訳なのですが。

今回の講演会にも少し話が出たのですが、草間彌生さんのお話。
(草間氏の有名なかぼちゃのオブジェを見て)
安藤氏「このかぼちゃのオブジェ凄いですね。」
草間氏「あなたこれがかぼちゃに見えるの?センスないわね。」
と言われたそうです。(会場笑)
(草間氏にはどう見えているのか聞きたいところ・・・)
そして、安藤氏曰く、「皆さんも草間さんの様なこういう顔つきとこういう服装で生きていかなくてはいけないんです。今の日本人でこういう表情で生きている人はいませんよ。」
スクリーンに映し出された草間氏のメイクとファッションがとても個性的だったので、会場爆笑。

安藤氏は学歴がなく、建築家になるのは絶対に無理だと周りからは言われたそうです。
けれども、学歴の無い自分がこうして建築家になり、今では東大の教授までしてるのだから、夢を持って生涯青春で生きていってほしいとおっしゃっていました。
青春とは好奇心を持ち続けている限り終わらないと。

今の日本人に最も欠けているものは“感性”だという。
モネやゴッホが浮世絵を見て日本人の豊かな感性に驚いたというけれど、今そんな感性を持っている人は自分を含めていない。とおっしゃっておりました。

私も心がけていることの1つとして、100円ショップで物を買わない。
という事があります。
安いものをが悪いと言っているわけではなく、安くて沢山あると必然的に物を大事にしなくなります。
そういう物に囲まれて暮らしていると感性がなくなる気がしませんか?
日常生活で使うものほど良いもの(高いものという意味ではありません)を使うべきなのです。
ちなみに相方は100円ショップで売っているものは全く信用していません。

モネやゴッホが驚いた当時の日本人は、物を大事に使い、生活の中の風景や、色々なことに感動する心を持っていたのだと思います。
大量生産品の中で育っていては生まれてこないものだと思います。

ここでは書ききれないですが、今回のお話で沢山の希望と何かこれから生きていく上での手がかりみたいな物が私にも少しだけ見えたような気がします。

建築家という職業

NHKで建築家SANAAの活動を紹介していた。
SANAAと言えば、金沢の21世紀美術館やルーブル美術館の分館の設計を手掛けた、妹島和世氏+西沢立衛氏の建築家ユニットです。

番組では新国立競技場のコンペの様子が主に放送。
「建築家は時代と調和したものを作りたいと思う気持ちと、時代を超えたものを作りたいという相反する思いがある。」という言葉が心に残りました。

そういえば思わぬところでSANAA設計の建築物を見ていた事に気が付いた。
昨年夏に訪れた、海の駅なおしまである。
外のベンチでごろんと横になりフェリーを待つ時間も心地良く感じたものでした。

結局、新国立競技場は他の建築家の作品に決定。
↓ちなみにこちらです
新国立競技場
完成は2018年、東京にオリンピックが招致されればメインスタジアムとなります。

建築家という職業はとても興味があります。

今年 初買い

新年の一通りの行事を済ませ、相方と今年初のお買いものへ出かける。
以前から行きたかったD&DEPARTMENT
日本の伝統的な物からUSED品まで取り扱いは様々です。
私と相方の共通点として『道具が好き』
使い捨ての様な物は買いたくはありません。
USEDでも、気に入れば購入します。

今回は主に生活用品を購入。
その中には亀の子たわしも(笑)
実は意外と売ってないのです。
ですが、亀の子たわしを使うと他のたわしは使えません。
これも私たちの中のロングセラーです。

今日はD&DEPARTMENTの初売りという事もあってか、店主のナガオカケンメイ氏もいらしておりました。
1月6日には餅つき大会もあるようです。

マグカップ入荷

先日、相方がマグカップを買ってきてくれた。
なぜ買ってきてくれたかというと、我が家にはマグカップが相方所有の1つしかなく、いつも私が彼のマグカップを使っているからである(笑)
このマグカップは美濃焼のリサイクルで作られているグリーンライフ21という不用食器を粘土に戻して食器として再生するプロジェクトなのだそう。
ロゴも可愛い。